プリント基板におけるインピータンス計算
計算式は「実用 マイクロ波技術講座 理論と実際 第1巻」 及び 第2巻に掲載されている物を使用します。
著者 工学博士「小西良弘」 発行所 ケイラボ出版 http://www.quest.co.jp/koni/top.html
発売元 日刊工業新聞社
ここでは、エッジカップリングによる、マイクロストリップについて、計算式、計算例をご紹介します。
(第2巻)
エッジカップリングによるマイクロストリップライン
本書には、K.C.Gupta,Ramesh Garg and I.J.Bahl,”Microstrip Line and Slotlines”,pp.337-340,Artech House,Inc, 19
79  と J.A.G.Malherbe,”Microwave Transmission Line Couples”,Artech House 1988 の式が紹介されています。
ここでは、K.C.Gupta,Ramesh Garg and I.J.Bahl,を紹介します。
比誘電率は真空の誘電率 8.854×10
-12F/m
を1した誘電体の比率です。
Sheet2
Odd_Modeインピータンスの目標 50
基板設計上は、厚み方向は、基板材料や、目標
とする基板厚さ、メッキの回数で決まりますので、
銅箔の幅でインピータンスを合わせます。
F/m
真空の誘電率
m
光速 m/s
目標とするインピータン値も入力して、目標値
を得る為の銅箔の幅を算出する事をやって
単位は mm
見ました。
Sheet1
導体間距離(誘電体の厚さ h) 0.1
銅箔の幅(W) 0.16
信号間ギャップ(g) 0.2
銅箔の厚さ(t) 0.043
比誘電率 4.1
pfrm0001.gif
デファレンシャルインピーダンスはZ
odd
の2倍です。
目標のインピーダンス値を得るためのパターン幅計算の関数
stop
目標のインピータンス値を得るためのパターン幅
Odd_mode インピーダンス
シングルモードインピーダンス
[ps]
伝送速度