プリント基板におけるインピータンス計算
計算式は「実用 マイクロ波技術講座 理論と実際 第1巻」 及び 第2巻に掲載されている物を使用します。
著者 工学博士「小西良弘」 発行所 ケイラボ出版  http://www.quest.co.jp/koni/top.html
発売元 日刊工業新聞社
ここでは、エッジカップリングによる、ストリップについて、計算式、計算例をご紹介します。
その他のタイプについては、本書を購入してください。
P111
(第2巻)
エッジカップリングによるストリップライン
Odd_Modeの目標 50
比誘電率は真空の誘電率 8.854×10
-12F/m
単位は mm
を1した誘電体の比率です。
基板設計上は、厚み方向は、基板材料や、目標
ベタ銅箔間距離(誘電体の厚さ) 0.47
銅箔の幅 0.09
信号間ギャップ 0.2
銅箔の厚さ 0.055
比誘電率 4.3
とする基板厚さ、メッキの回数で決まりますので、
銅箔の幅でインピータンスを合わせます。
目標とするインピータン値も入力して、目標値の
値を得る為の銅箔の幅を算出する事をやって
見ました。
pfrm0001.gif
エッジカップリング プラス ストリップ形状のインピータンス計算の関数
オッドモードインピーダンス
デファレンシャルモードインピーダンスはZ
odd
の2倍です。
目標のインピータンス値を得るためのパターン幅計算の関数