煤ヶ谷-三峰山 コース
  土山峠-辺室山 コース
  宮ヶ瀬-高取山 コース


1998.4.11

三峰山(読み方は知らないが、とりあえず「みつみねざん」としましょうか。

三峰山の紹介

神奈川県にある「丹沢大山国定公園」の東の境界線上に位置しており、 標高934mです。大山の直ぐ北側にあります。関東地区からは、 日帰りコースとして、交通の便も良く、近くに宮ガ瀬ダムが出来てから、 訪れる人も多くなっています。このコースは登山口の煤ヶ谷より出発して、 山を一周する事が出来、同じ道を往復する事がありません。中級コースです。 初心者は敬遠されたし。

私のコース

自宅より車で、宮ガ瀬ダムの東側のまだ出来て間のない新しい道路のドライブを 楽しんで、煤ヶ谷におりて、谷太郎川沿いの林道に入り、杉や檜の林を通り、 林道の終点に車8台分程度、駐車スペースがあります。
そこに車を置き、煤ヶ谷まで引き返し、正住寺からの登山道より登り始めます、 物見峠を経て、三峰山を通り、不動尻を通り、谷太郎川の林道終点の車まで。
所要時間 車を降りて、車まで、5時間8分、私の場合少し早いので平均的には、プラス2割程度と考えて下さい。

徒然なるままに

登り口の正住寺の入り口の急な勾配の坂道に差し掛かった時、私の前を一台の ワゴン車が登っていった。この道は直ぐに行き止まりになり後は登山道で車は 通れないはずであるが?道路を右に曲がると、私の疑いは直ぐに晴れた。 道路の右側の畑で農家のおばさん風の女性と、息子夫婦らしい夫婦との話が 聞こえてきた。今度小学校に入学したばかりの様子の男の子供ずれである。 「お母さん、先日はどうもすみませんでした。」「そうか、今日は土曜日か」 等の会話が聞こえてきた。道路をはさんで右側の農家風の家の庭に先程のワゴン車 が止めてあった。どうやら、息子夫婦が、土曜日で仕事が休みの為、家族で実家に 帰ってきて、今度入学した、子供に親からのプレゼントのお礼をいっていたらしい。
正住寺の石畳の奥に寺の古い門構えを右に見て、更にその隣の寺の駐車所で3人の 登山客らしい、人たちが準備運動をしていた、私は、登山の前に準備運動などをした ことがない、必要と思っていない、道は直ぐに登山道に入った。
物見峠の手前で、道は右側が物見峠を通るコース、左が、近道のコースである、 そこまではだらだらとした、きつくない勾配の道であった。 途中、野いちごの花が咲きほころび、ミツバチが仕事に性を出していた。 私は山育ちなので小さい頃から野いちごは食べており、 5月の連休の頃が食べ頃である。 途中夫婦らしい、二組と五、六人のグループを越していった。 分岐点には山で良く見かける、丸太作りのテーブル、いすが設置してあり、 3人の30ないし40歳程度の男性が休憩しており、内一人は小太りタイプの色白で 肌着一枚で、吹き出る様な汗を吹いていた。今日は非常に良い天気になり、 かなり気温も上昇していた。私もリックの背中は先程から汗でびっしょりぬれていた。
物見峠の道に入るとこれまでの、道と違い、ほとんど平坦になり楽に歩けた、 右下の谷の間にはまだ雪が残っており、吹き上げの風が冷たく心地よく肌にあたる。 私の服装は自転車用のレオタードといっておこうか?、 例のぴったりしたズボンにシャツも自転車用で、自転車用のシャツは風か適度に 通ってくれるにようになっている、色も透き通る様な青の原色である。 かなり派手であると、我ながら思っている。
物見峠までの道の途中に、「危険、崖崩れし易い。」内容の看板があり、 事実その通りいつ落石しても不思議ではない所が数カ所あった。 サイクリングの時は常にヘルメットを着用している。 この様な所はヘルメットを着用したほうが安全である等と、思い先を急いだ、 物見峠のいすで少し休憩して、水筒のお茶を飲んだ、峠の下には、トンネルがあり、 大山のヤビツ峠からの道路につながっている。私も5年程前に自転車で通った事がある。 休んでいる間に先程越して来た、夫婦の一組に先に行かれたが、 その夫婦は三峰山ではなく、黒岩方面に向かった、ヤビツ峠からの道路に 向かっているのだが、その方面には交通機関がないので、 不思議に思えた、荷物の大きさより野宿するのではない、キャンプ場が数カ所あるのでそこに泊まるのであろうか?
次のおばさん達の3人のグループが来たところで、出発した、道は急に勾配が きつくなり、三峰山の山頂、標高934mに向かう、今日は夫婦連れが多く、 その後も3組の夫婦を越した、たいていの場合奥さんが後でご主人が先である、 最初はお互いに直ぐ近くを歩いている夫婦が多いが、だんだんと離れていく 場合が多い。多分それぞれのペースが違うからであろう。 みんな多少疲れているので、常に後ろを振り返り、連れ合いが付いてきているか、 どうか見る余裕が無いと思う。それでも時には後ろを振り返り、後から来ている、 妻を待つのである。しかし、又しばらく歩くと、離れてしまい、 又待つ、この繰り返しである。ある時私が奥さんを越してご主人に近づくと、 その人が妻と間違えて話しかけてきた、道ばたの花を指さして「この花は.... の花だろう。」そこで私が「奥様はもう少し、後ですよ」。 そこでお互いに笑いになった。「あいつにしては、少し早すぎると思いました」 又、笑い。昼近くになり、あちこちで敷物を開きグループごとに昼食をとっている 風景が目立ってきた、私は、山頂に着かなければ、昼食をとらない、 主義である、ガムで我慢する。三峰山はその名の通り山頂が3ッに分かれている、それぞれ大差はないが中央が一番高い、 山頂に近ずくに連れ勾配は緩やかになるが、山頂手前から眺めると山頂のみが 切り立った様にそびえている、 道は急に険しくなり、丸太の階段に始まり、梯子、岩の壁には鎖が取り付けてある、 比較的、整備されている方である、左右とも崖で切り立った岩山の尾根を行く 様になるり、周りの見晴らしも、急に開けて、遠くの搭ノ岳や丹沢山等の 大山丹沢山麓の山々が見えてくる、まず北よりの山頂に着いたが、一応の眺めは良いが、 カメラアングルは背の低い樹木と草により、良くない、写真が目的の人であれば、 ある程度登山道をはずれて、冒険をしなければ、良いアングルは無いであろう。 そのまま中央の山頂に向かう、その間は一人のおばさんと越したり越されたりで 進んでいった、子供と二人らしく、私の少し前を中学か高校生と思われる、 女の子供と時々お互いに話しかけていた、普通は私は、殆ど越されることはないが、 写真をとるつもりでもあったので、時々立ち止まり、良いアングルを探して 見たりしている間に越されるのである。 岩肌の途中にある松の木やの桜の花の風景などは普段はみれない風景である。 良い写真はおそらく取れていないであろう。
山頂までには子供も越してしまい、私が先に着いた。山頂は狭く、25人位で 一杯になってしまう程度である、15人位の人がいて、その殆どの人が 昼食をとっていた、最近では小さいガスコンロを持ち歩き、インスタントラーメンや コーヒーを沸かしたり、する人が多くなり、約4グループ程が、湯を沸かしていた、 携帯電話で馬券の注文をしている人もいた、携帯電話について、私の知識では殆どの 山岳地帯では、アンテナの設置が無く使用でない物と思っていたが、 厚木、伊勢原に近いので山頂などの電波の通りが良い所では使えるのであろう。 運良くテーブルで食事をとることが出来た。ここでも写真を取ろうとアングル探すが、 今ひとつ良くなく、どうしても小さい木の枝などにじゃまをされてしまう。目で見る限りでは眺めは良いのだが。
三ヶ目の山頂に向かう、道は相変わらず険しい、南よりの山頂は松林の中にあり、 数人が敷物の上で寝っころがり、休息をとっていた、そのまま通りすぎた、 直ぐ目の前には、標高1251mの大山がそびえ立っていた、谷間にはまだ多くの 雪が縞模様を描いていた。
しばらくすると、道は平坦になり、岩肌も無く、普通の登山道になった、 所々開けた所もあり、10人程度の家族のグループで食事をしていた、小さい子供もいて、はしゃいでいた。
そこをすぎると、雑木林を下る道になり不動尻に向かう、山腹からの眺めは所々に 野桜の白い花が若葉の黄緑色に映えて見えた。不動尻近くの谷に入ると、道ばたの近くにも雪が残っており、そのそばの谷の水でいかにも気持ちよさそうに、 顔や、首筋をふいていた人がいて、私もつい、つられて谷の水で顔を洗った、 非常に冷たく、汗をかいた、体には、非常に心地よかった。谷の出口には最後の 岩の壁があり、逆から登る人には、この壁が驚かせる、その先には 「この山は非常に険しく、初心者向きではなく、引き返す勇気も必要」等と 書かれた立て札があり、なおさらである。不動尻のキャンプ場の山小屋の間では 数グループの人たちがテーブルで食事をしていた。 ここにはおばさんグループが多かった。
あとは、谷太郎川沿いのハイキング程度のコースを下った。道ばたには、 ”すかんぽ”が目を出していたが、まだ小さく、食べられる程度の物は殆どなく、 何とか一本だけ見つけて味わって見た、子供の頃に良く味わった、 少し酸っぱいあの味を思い出した。何度か川にかけてある、丸太で作ってある、 梯子の橋を渡って、車を置いてある、林道終点に到着した、駐車スペースが狭い為、 私の車が無事に出られるかどうか、気にしていたが、Uターン出来る空きがあり帰途についた。

”すかんぽ”とは私の郷里の熊本で春に野山に芽を出し、高さ1m程度まで成長する、高さ40~60cm位が食べ頃で茎の皮を剥いて塩をかけて食べていた。色は紫色をしている。

1998.5.9

辺室山( へんむろざん)

辺室山の紹介

神奈川県愛甲郡清川村に位置しており、丹沢大山国定公園の東の外れにあり、三峰山のコースの途中です。標高644m 登山口の土山峠が標高約300mでその差344m,宮ガ瀬にドライブ途中での チョットした足慣らしのハイキング程度の山で、バードウォッチングや森林浴に最適である。 山頂は開けてなく景観が無いのが残念である。初心者向きであるが、通勤用等の一般の革靴での登山は敬遠されたし。

私のコース

今日は山が主な目的では無く、サイクリング(以後「競輪」と言う。)が目的である。 登山はチョットした足慣らしのつもりである。土山峠から紹介します。
土山峠からそのまま、辺室山の山頂に向かい、山頂を経て物見峠より、林道に降りて、 上煤ヶ谷に出て、土山峠にもどる。所要時間3時間30分、私の場合少し早いので 平均的には、プラス2割程度と考えて下さい。

徒然なるままに

朝起きると、ドンヨリとした曇りであった、大山の山々も雲で全く見えない、止めようか? と思いつつテレビの天気予報をみて、「午後は殆ど晴れ」の予報に安心して出かける事にした。
ドロップハンドル、21段変速の愛車で五月の雨上がりの少しヒンヤリとした風を 切り国道16号線を走り抜ける、「自力で風を切る」競輪はこれがよい。 普通はサイクリングと言うと思うが、私の場合はその言葉が合わないと思っている。 のんびり走るのではなく通常平坦な道路で時速30~35kmで走る。自分の体力との挑戦である。
時々私と同様の連中に抜かれる事がある、相手がほぼ同じクラスの自転車で有れば、 その相手を抜き返す事は殆どの場合不可能である、自転車が趣味の人はその人の実力の 100%では無いが殆どを出して走っているのである。
抜かれる事は実力の差である。時には実力が均衡している人に抜かれるとたいていは、 抜いたり抜かれたりのシーソーゲームになってしまう、自転車が趣味の人はその位の闘争心の持ち主であると理解してもらいたい。
私は決して速い方だとは思っていない、平坦道路で40Kで走る人もマニアには ざらにいるらしい。最も私の愛車は完全なロードタイプではなく、クロスバイクとロードの中間のギヤの比率であり、40Kのスピードには無理がある。
相模川の高田橋の近くになると、高取山、仏果山や見えてきたが、まだ殆どが霧に包まれていた。 橋を渡ると道路はつい先程まで雨が降ってしたらしく濡れていた、 これではスピードを出して走れない、ブレーキの性能は良いと思うがリムとブレーキのゴムの部分が濡れるとどうしても、ブレーキ性能は落ちてくる。
宮ガ瀬の道路に入る少し手前で一人に抜かれてしまった、相手はロード専用の 自転車で、私がかなう相手ではなかったがそれなりに頑張って、 距離差を余り広げなかったが、彼は愛川大橋方面に向かった。私は宮ガ瀬の方面に 向かい、急な勾配を登り詰めると「猿が出没します、目撃された方は連絡を....」 の看板が新設されていた、このコースは私の自転車コースで頻繁に来るが、前回来たときは無かったはずである。
宮ガ瀬湖畔の道路に出ると、周りの山の霧は山頂と谷間に残すだけになっていた。
湖面はほぼ満水状態に満ちていた、入り江の新緑をまとったばかりの樹木は今年になって初めて水に浸かり、 数年後にはこれらの樹木はダム湖でよく見かける、湖畔の枯れた幹だけを 水面にさらした、風景の一部になってしまう。そう思うと、よりいっそう神秘的な 風情に見えてくる。土山峠からの旧道は湖底に向かって入り込んでいる、 何となくわびしい風景である。その道の水辺で数人が釣りをしていた。
土山峠で自転車を雑木林の入り口で余り目立たない所に置き、登山の準備をして小休止の後、出発した。
登り初めの道は勾配がきついが丸太で階段状に整備あり歩きやすい、 一気に尾根まで登り詰めると、だらだらとした殆ど平坦な雑木林の道が続いていた。 時折「ザザッー」と大粒の雨が降り出したのかと思わせる様に滴が落ちてくるが途中の 枝の新緑で殆どを受け止めてくれるので私には当たることは余り無い。 気分も今ひとつ晴れない、自然と足取りも遅くなる。小鳥のさえずる声と、 所々にある山ツツジの花がが満開で少しは気を持ち直す。 途中石造りの高さ40~50cm位の社(やしろ)が祭ってあった、 その前には小銭が供えてある。
山頂のチョット手前からまた急に勾配がきつくなるが少しだけで、 又平坦になってそのまま、山頂に続いた、山頂も雑木林の中にあり、平坦な為に切り開いても景観は良くはならないであろう。
時間は丁度12時で普通であれば食事にするが景観は良くない、地面は濡れている、 滴は落ちる、又山頂にはたいていは丸太作りのテーブルと長椅子が設置してあるが、 ここには何もないので、この先の物見峠まで足を延ばすことにした、当初の予定はここで食事を取り、そのまま引き返す予定で有った。
物見峠までの道は殆ど平坦で楽であった、相変わらず雑木林の道で景観は良くなかった。 峠のテーブルには一組の夫婦が食事をしてした、二人は煤ヶ谷から登り天候に恵まれなかったのでここで食事を取り帰ろうと言うところであった。 いすの設置は無かったので夫婦はテーブルにシートをかぶせて腰掛けて食事を取っていた。 私もテーブルの横に腰掛けて食事を取った。空模様は相変わらずで晴れそうもなかった。 夫婦は食べ終わると直ぐに下山していった。私は帰り道は、林道を通ることにした、 林道は地図では物見峠で交差しているが、下のトンネルを通っており、 林道に降りる道を探さなければならなかった。
最初黒岩方面の登山道に降りてみたが林道が直ぐそこに見えるが道が無く、 崖を下れば直ぐであるが非常に崩れやすくとても降りれるような崖ではない、 又物見峠まで引き返し、辺室山方面の今来たばかりの道だが引き返し、 林道に降りる道を探したが無い、煤ヶ谷方面と三峰山方面は地形より考えて可能性は無いと考えて探さなかったのが、 後で間違いと解った、結局は黒岩方面の登山道を降りて林道に近い所で危険の 無い所を選び林道に移る事にした。約10分程で林道の直ぐ下に出ることが出来たが、 約7m程の崖を登らなければならなかった。 危険を覚悟して登り切った、林道は舗装してあり、カードレールの設置もあり整備されていた。 林道を物見峠のトンネルに向かった、途中登山道に抜ける道を探しながら歩いたが、 見つからなかった、トンネルの入り口の周りを探してもどうやら無さそうであったが、 ふと右下を見ると下水溝に丸太の橋が掛かっており杉林を上に向かっていた。
一応今後の為にどこにつながっているか? 登ってみることにした、 道は物見峠の分岐点から約8m程度三峰山の登山道につながっていた。 1時間程のロスであったが気を取り直し、トンネルに降りヒンヤリとした100m程度で あるが標高600m程度にあるトンネルを一人で歩いて通るのは、 薄気味悪い物である。トンネルを抜けると雲は少し薄くなりわずかで有るが雲の切れ間も見えてきて、 景観も良くなり山並みの間から遠くに厚木方面が見える、車でドライブに最適であるが、落石の後が多く崖側の道路には大きい物で 20~30cm程度の石ころが多く転がっていた。 普通乗用車では通行不可能である、トラックか車高の高い四駆でも苦労するであろう、 道ばたには、”すかんぽ”が多くあったがすでに、食べ頃はすぎており、 大きくなり過ぎていた、いずれも先の方は折られており、 食べ頃の頃山菜取りの人が大量に取っていったのであろう。 厚木宮ガ瀬の道路に出るまで車や人に全く会うことが無かった、 上煤ヶ谷の入り口にゲートがあり鍵が掛かっており「この林道は林業関係者以外通行を禁止する」の看板が有った。
厚木宮ガ瀬の道路を土山峠に向かった。再び我が愛車を走らせ、家路に向かう。
今日の道で物見峠から林道に降りる道を探していた時に少しだけ通った、
黒岩を経てヤビツ峠方面に向かう道は沢沿いの道でジャングルのトンネルの様な所も有り滅多にほかでは見かけない風情であり、
真夏に一度来てみたい所であるが、 登山道を抜けた後の交通の手段が無い ヒッチハイクでもするか?


1998.11.3

高取山(宮ガ瀬)

高取山の紹介

宮ガ瀬湖が出来てからは、地元の観光の為のPRもあり、宮ガ瀬湖が一望出来き、にわかに登山客も多くなっている。
丁度ダムの南に位置しており、山頂には鉄塔製の立派な見晴らし台があり、宮ガ瀬湖の殆どを見渡すことが出来る。
標高705mで、直ぐ隣に標高747mの仏果山があり、わずか20分程度の距離で縦走するコースが一般的である。
初心者向きである。

私のコース

高取山は今回で4回目である、自宅より非常近く、チョット足慣らしに丁度良い
コースとしては全部で7コースある。
今回は、愛川からの湖畔の道路の最初のトンネルの入り口の直前より左手の沢に降り チョット沢沿いの山道を約30m程度入った所より右手の尾根に通じる登山道がある 、ここを登り口とするが、車を利用したので、宮ガ瀬ビジターセンターの駐車場を スタートとして湖畔を半周して、先程の登り口より、高取山山頂を経て、反対側の 厚木からの湖畔の道路側に降りて、湖畔の道路を経て駐車場に戻る。
時間
宮ガ瀬ビジターセンターから、登山口まで 1H25M
登山口から高取山山頂まで 55M
山頂より湖畔まで 50M
湖畔よりビジターセンターの駐車所まで 1H10M
休息等も含めてのトータル時間 5時間
この時間を参考にされる場合は約2割増しとして下さい。
私はその程度足が速いつもりです。

徒然なるままに

今回は、自宅から近く、軽い足慣らしのつもりであったが、駐車所の都合で5時間のコースになってしまい、ハードであった。
宮ガ瀬湖畔の道路はこれまでは自転車と車だけで、歩くのは今回が初めてである。
11月の始め、今辺は紅葉にはチョット速いが、一度満水になった水位は満水時より 約25m程度水面を下げており、その幅だけが帯状に植物が枯れており、樹木は 前もって切り取ってあるので、まるで古戦場の後の枯れ野が原である。所々に水面より 丘が顔を出し、また小山の間を縫って旧道が見える。これらの風景も日頃未慣れね 私にはすばらしく見える。
これらの風景も数年後には、ただの土の原に成ってしまうのであろう。
比較的カメラアングルは良く数回シャッターを切った。
私が愛用している山の地図は「山と高原地図」旺文社、であるが丹沢の地図の ’96年版は高取山は正確でなく、以前の版が良かった。この’96年版では以前から の湖畔の道路の沢沿いから入るコースが無くなっており、野外教育センターから 尾根道のコースのみに成っているが、以前よりかなり整備されており、広くなり、 コンクリート製の丸太の階段が私の歩幅に合わせて有るかの様に足が進み、 アッという間に尾根道に出た。
登山道は殆ど、杉や檜の植樹林で紅葉の見所の雑木林は無い、以前の宮ガ瀬渓谷の 紅葉は川岸の崖に有り、今は既に湖水の底である。
もう少し上流の宮ガ瀬虹の大橋のチョット上流の八丁の滝より上流では以前の 宮ガ瀬渓谷の紅葉がきれいなはずである。
あるいはヤビツ峠方面にチョット入ったあたり等。
登る途中に熟年の夫婦や家族ずれが多い、熟年夫婦の場合はたいていは、ご主人は それなりの山の格好で有るが、奥さんの方はチョット付き合って上げましょう、 程度の様子が多い、しかし中には、奥様が元気が良く、ご主人は半ばくたばっていた、 その夫婦を二度抜いた、つまり私が水の補給で休息しているときに 一度越されているから。
熟年女性の登山者は非常に多いが通常は女性同士のグループ、通常は何かの 山の会としてのグループと思える場合が殆どである。 この奥様も通常はその様な山の会での登山を楽しんでいるのであろうか?ある程度訓練していなければ、あの早さでは登れないと思う。
私は登山中は良く水分を取ることにしている、体の体温調節に水は欠かせないのである。
勾配は比較的なだらかで、山頂チョット手前だけがきつい、宮ガ瀬ダムが出来てから、 登山道も随分整備させ、依然の回り道に成っていた所は立ち入る禁止になってしたり 、所々コースも変化していた。
山頂に着くと子供ずれの家族が非常に多く、小学校2~6年位の子供達がおしゃべりに 夢中になり、食事をしていた。私は丸太で作ってある、イス、テーブルでおばさん 二人の所におじゃま虫にさせて頂いた。その横に女の子3人がシートの上で食事中、 この子達の親で合った。子供の内二人はさっさと食事を終わり、展望台に掛け登って いったがもう一人の子供は食べた後をかたずけていた、今時立派である、私の前の おばさんがかたずけはいいから、遊んでいなさい。と言ったがその子は最後まで かたずけてしまってから、展望台の上にいる友達の所に登っていった。
この高取山、隣の仏果山には鉄塔の展望台が設置してあり、高さ約20M程度で 有ろうか、宮ガ瀬の湖、大山山麓の山々が一望出来る。
正面のおばさんが私に柿を剥いて「良かったらどうぞ」と差し出してくれた、 全く見知らぬ人であったが、この様な場合、私は素直に頂く事にしている、自分の家で 取れた物であるそうだ、まあまあおいしかった。
どっかの団体の集合の合図があり、このおばさん達も出発の準備をして、 子供達はを呼んで集合した。約30人位で有ろうか、どっかの子供会の団体であろう?
一通りの点呼と注意話が終わり仏果山方面に向かった。
下山は反対側の厚木方面に至る、湖畔の道路の、確かバス停で「仏果山登山口」 であったと思う、そちらに下山するのだが、このコースは仏果山方面のコースの 中間より右に下る事に成る。
下山の途中、ドライブついであろうと思われる夫婦、子供二人連れの家族に合った、 お母さんが「かなりきついので、私はこの辺までで、おばあちゃんと一緒に来るまで 待っていようか?」中学生程度の男の子が「せっかくここまで登ったのだから、 僕は登る」等の会話を耳にした。私の下りのコースがら登るとそれなりに勾配は きつくなる、尾根に出る所に少し岩場の崖があり、チョットしたハイキングでは無い。 それから20分も下ると、先程の会話の中のおばあちゃんらしい、年輩の女性が ゆっくりと下っていた、このおばあちゃん良くこの辺まで頑張った物である。
湖畔の道路に出るともう、夕方で、夕日が湖面に映える、景色はすばらしい。 フイルムが終わるまで湖畔の道路を歩きながらシャッターを切った。

今日の一句

宮ガ瀬の 湖畔の松も 立ち枯れて


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